2015年12月7日月曜日

ドンナイ技術大学との学術協定の締結


124日、ベトナム社会主義共和国にあるドンナイ技術大学と学術協定を結びました。


ドンナイ技術大学からPHAN学長VO理事長をはじめ7人の方が来学され、
本学で調印式が行われました。



2005年創立のドンナイ技術大学は、日本企業も多数進出しているドンナイ省にあります。
このたびの学術協定は、グローバル化が進んでいる今、長期的ビジョンとして国際化を掲げている本学と、
日本人が多く働くドンナイ省はもちろん、日本の医療現場で働く人材も育てたいというドンナイ技術大学が
新たな交流を深め、今後も互いに発展していくことを目標として合意に至りました。



協定に署名した本学の新藤宣夫学長が
「このたびの学術協定締結を大変うれしく思っています。
 本学は今後、特にアジアの国々と国際交流を進めていきたいと考えています。
 今日をきっかけにさらに友好を深めたいと思います。」と話しました。
これに対し、PHAN学長は、
「今日という日は我が大学にとって大変大きな日になりました。協定に署名できて感謝申し上げます。
 私たちも講師たちも事務職員も皆で努力して良い関係を築いていきたいです。」と笑顔でおっしゃり、
終始なごやかな雰囲気で調印式は進みました。

調印式の後には学内案内が行われ、実習室や実験室の見学を通して、本学の各学科の設備をご覧いただきました。
同時に本学のカリキュラムの説明も行われ、皆さん機械設備や実習設備を見ながら熱心に説明を聞いていらっしゃいました。





そして、来日前から特に関心を示されていたのが看護学科の視察ということで、看護学科では時間をかけて
さまざまな設備をご覧いただきました。
実習室では、心音を聞くなどの体験をしていただきました。
「我々の大学はこのような素晴らしい実習室などの設備がまだ整っていません。
 ですから病院で直接勉強させているのが現状です。」と驚いた様子でした。
「我々の大学の学生には今後もいい仕事をしてほしいので、もっと環境を整えたいです。
こういった設備はどのように選定しているのですか?」と本学の看護学科の教員に多くの質問をしていました。





加えて、見学の時間帯が昼休みの時間帯だったため、本学の学生と関わる場面も見られました。
本学の学生が笑顔で話しかけ、視察団の皆さんも笑顔でこたえていらっしゃる姿がとてもほほえましく、

学生にとっても良いひとときになったのではないでしょうか。





今後、本学とドンナイ技術大学の教員及び学生が学術活動や情報交換などの人材交流を行うことで
お互い良い関係を築いていくことを約束し、終了いたしました。







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